INTERVIEW
Mechanical Engineer
メカエンジニアメカエンジニア
※所属・役職・記事の情報及び写真は取材当時のものです。

子どもの誕生を機にUターン。右肩上がりの勢いに注目

結婚し、子どもが生まれたことが転職のきっかけです。私も妻も熊本出身なため、都会よりも子育てしやすい地元へのUターンを考えるようになりました。前職では機械メーカーでガスタービンの設計・開発をおこなっていたので、その経験を生かせて、かつ熊本にある企業というのが転職の条件でした。また、せっかくなら伸びしろのある業界で先端技術に触れたいという希望もあったなかで、東京エレクトロン九州がまさにその希望に合致しました。世界トップクラスのシェアを獲得する装置の開発ができる企業としては、熊本はおろか日本でも数少ないため強く惹かれました。また、設計・開発から製造まで一貫して手掛けており、特に近年は業績が大幅に伸びている点も転職を後押ししました。実際に入社してみると私のように中途入社の方も多く、教育や研修にもきちんと時間を割いてもらえたので安心しました。

メカエンジニア

キャリアの区別なく意見が採用される社風が魅力

感光材(レジスト)の塗布現像をおこなう「コータ/デベロッパ」という装置や、ウェーハ裏面の洗浄装置の開発を担当しています。半導体製造装置を開発するのは初めてですが、思っていた以上に前職のガスタービン設計・開発の経験が役に立っているというのが率直な印象です。基本的な設計・開発のプロセスや、開発工程における注意点には共通するものが多くありました。ただし、開発のスピード感や要求の高さは、想像を上回るもの。目に見えない微細な塵やホコリの発生を抑制する設計や、限られたスペースで機能を満足させるための設計に苦労しながらも、試作品がイメージ通りに完成したときには、思わず感動してしまいました。キャリアや年次に関わらずフェアに意見を聞いてくれる環境があり、自分の考えを設計に反映できる点にもやりがいを感じています。

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中途入社や部署の異動に応じた研修やサポートが充実

入社して半年間は実務を通して研修をおこない、その後本格的な配属となったのですが、その際には、上長に何度も面談を通じて相談にのっていただきました。また、異動先の部署で不足しているスキルについては、マンツーマン指導を受けることができ、仕事に役立つ講義や研修についてもこまめに声をかけてもらえるため、スムーズに業務に取り組むことができています。まずは、現在担当している装置の設計をマスターできるように技術を磨いていくことが、当面の目標です。今はモジュール単位での設計をおこなっていますが、装置全体を俯瞰して設計や構成を検討する経験も積んでいきたいと考えています。当社は最先端技術を搭載した装置を開発することで評価されているメーカーなので、いずれは私もこれまでの半導体製造装置にない機能を開発できるようなエンジニアを目指してさらに成長していきたいです。

満員電車に揺られる生活からストレスフリーな車通勤へ

時間外勤務が多くなるときもあるのですが、その分、有給休暇を毎月取得してメリハリをつけるようにしています。また、子どもが風邪をひいたときには有給の看護休暇があるため、育児をする身としては非常に助かっています。以前は満員電車に乗って通勤していましたが、現在はマイカー通勤。駅まで歩く時間や電車を待つ時間がないので、通勤時間自体が少なくなりましたし、通勤によるストレスが無くなったことはとても大きな変化です。心に余裕があるせいか、職場を含めて温かい人が熊本には多いとも感じています。

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